咲いとう!ブログ



大変長らくお待たせいたしました。いよいよこのコーナーの第一号が登場です。

このコーナーでは、編集チームの独断で 『すごく頑張ってる!』 『イケてる!』

と思った方をご紹介させていただきます。

(もうバレてると思いますが、思いっきり不定期更新です 笑)

では、どうぞ。




西宮北口で出会ったフィレンツェ帰りの靴職人

西宮北口の居酒屋がたくさんある繁華街エリア付近を歩いていると、

完全にその前を通り過ぎてしまったあとに、

『ん?』 と何か見慣れない光景を一瞬見たような気がして振返って、

そのショップを発見しました。

間口が2mもない超・縦長ショップなので、それも関係あるのでしょう。


西宮北口で出会ったフィレンツェ帰りの靴職人

でも、こういうのが好きな人にとっては雑誌等で見覚えがあるような無いような

本格的な『工房』って感じの風景。

どうやって使い分けるのかよく分からない似たような道具がたくさん吊るされ、

明らかに手作業でやったものだと分かる木型が多数置いてあります。


西宮北口で出会ったフィレンツェ帰りの靴職人

なにか作業をされていた職人さんにおそるおそる声を掛けると、

手を休め、爽やかに対応してくださいました。

お話を聞いてみれば、フィレンツェの靴工房で数年間修業を積まれ

その後地元の西宮に帰ってきてお店を開いたのだそうです。

なんとも珍しい! こんな身近に、こんな本格派が居たなんて!



ちなみに、日本のオーダーシューズ界ではパイオニア的存在のS氏も

時期は違うが同じ工房で修業を積んだということです。 知ってる?

(こう見えて編集長は紳士のオーダーメイド業界にちょびっと詳しい)



こちらがオーダーメイドの紳士『服』に長年たずさわっていることもあって

色んな話をさせていただきましたが、聞けば聞くほど本格派でした。

『服』と『靴』に求められる価値や機能が少し違うことも再確認しましたが、

とにかく品質重視。



お客様の足型をとり、その木型をつくります。その後、仮縫いという工程。

目の前に仮縫い段階の革靴があったのですが、それはその役目が終わったら

ポイと捨てられるのだそうです。 (なんか、それだけでも履けそうなのに)

そして、本番用の革で再度つくり直し、デザインを加え、お客様に納品する

約1ヶ月間くらい前はカタチを固定した状態でずっと保存しておくそうです。

天然素材の革が、そのカタチに“成る”ように。



そのうちお願いしたい! ひとまずそれだけ伝えてきました(泣)。

オーダーの納期は約半年ほど(通常は1年とか言われるらしい)で、

価格も有名オーダーシューズ店の半分くらいだとか。(他店は家賃や

人件費の負担が大きいらしいです)



興味をもたれた方はぜひ。


Il Vagabondo

Artigiano Motoji Suga

tel 0798-72-9323

西宮市甲風園1丁目8-18







Posted by 咲いとう!ブログ スタッフ at 01:55 │コメント(0)
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